院長の週末
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2010年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
誕生日会 12月30日
ゲンジの森・忘年会 12月19日
花坂隧道 12月19日
御堂筋・イルミネーション 12月18日
なんとかダック 12月17日
鳥・観察会 12月11日
大阪散歩 12月2日
USJに海遊館 11月28日
長谷寺 11月27日
誰もいない、「サル山」 11月25日
クマタカと岩湧山 11月23日
神農祭 11月22日
バードフェスティバル 11月21日
大阪市立科学館 11月20日
コウモリ・コウモリ 11月11日
コウモリ・トロッコ 11月4日
バースディケーキ
12月30日
子供らからの、プレゼントです。
ゲンジの森・忘年会
12月19日(日)
高野山の森林公園を活動拠点にした、自然保護団体があります。植林や、その他、いろいろな活動をしており、つい先日、会員になったところですが忘年会があるというので、さっそく参加してきました。
会の詳細は、非公式HPですが、こちらをご覧になって下さればよくわかると思います。
で、本日のメニューです。
肉はイノシシが山ほどありますので、それを中心にしたメニューです。
写真を撮る前に、食べてしまいました。
こっちは、肉まん。皮作りから始まります。
みんなで、ただひたすら作っては、食べる、の繰り返しです。
やっぱり、こういう会に無くてはならぬものは、餅つき。
3種類、作ります。
よもぎ餅を作っています。
余った食材は、みんなで山分け、です。
(左)こっちは、イノシシ肉。
(右)さすがに、和歌山県。柿がいっぱい。
食べるだけ食べてお腹いっぱいになってから、高野山にお参りしてきました。
高野山への道中にある、ドライブインの「看板」です。
カジカ荘、って書いてあったけど、ヤドクガエルの様な気もします。
花坂隧道
12月19日(日)
高野山への道中に廃隧道があるのを思い出し、寄ってみました。
昭和58年というと、1983年。けっこう新しい隧道ですが、数年前に通行止めになったそうです。
430mというと、そこそこ長いトンネルです。
両側の出入口付近は、コンクリート巻きでりっぱな感じです。しばらくすると、素堀になります。
規模と形状からいうと、そこそこのコウモリが生息する可能性があるように思いましたが、キクガシラコウモリが一つ見つかっただけで、グアノも見つかりませんでした。高野山が近いので、ウサギコウモリを期待したのですが。
そもそも、このトンネル、何のために作ったのか、よくわかりません。車一台がやっと通れるか、という幅で、もちろん対向は出来ませんし、この長さじゃ入る時に向こうの状態はわかりません。信号でも付けていたのかな。
通行止めにした理由は落盤の可能性があるため、って、素堀のままじゃ、そら危険性はあるでしょうね。コンクリート巻きする予算まではなく、とりあえず作ったけどやめちゃった、という感じでしょうか。
どうせなら、片側を閉鎖した方がコウモリが使いやすのかもしれません。(でも、こんな規模で、キクガシラコウモリが出産しているところも、あちこちありますけど。)
御堂筋
12月18日(土)
研究会が梅田であり、天王寺から歩くのも飽きたので、自転車で行ってみました。
帰り、淀橋あたりを走ると、イルミネーションが始まっていましたが、あまりの人の多さに、どこへも寄らずに帰ってしまいました。御堂筋のイルミネーションは、昨年より少し派手になったようです。
アヒル
12月17日
府庁に用事があり、例によって大阪城公園駅から歩きました。
なんだか、かわいくないウサギの造作がありました。
大阪府庁です。石の細かな彫刻があったので撮影しましたが、あまりわかりませんね。
正面入口を入ったところの、吹き抜けです。暗くてよくわかりませんね。
そのまま帰るのも知恵がないので、天満まで歩いて、京阪で中之島まで行きました。
リーガロイヤルの向かえにアヒルが浮かんでいる、って、何かで読んだからです。実際は、以前にもどこかでプカプカしていたそうです。
まあ、かわいいし、おもしろい。一見する価値はあるかもしれません。
どうやって帰ろうか、と思いつつ歩き出し、結局は天王寺まで歩いてしまいました。さすがに、リーガロイヤルからとなると、けっこう距離がありました。
鳥・観察会
12月11日
京都の巨椋池干拓地へ、鳥を探しに行きました。
大昔は、ここ一帯が遊水池だったそうです。先日の淀川展でも、古い地図や写真が展示されていました。貴重な水草なども、干拓によって失われてしまいました。
昼ご飯時に頂いたおやつ。USJ謹製、でした。懐かしい。
干拓地の片隅に、京都府警のヘリポートがあって、ちょうど出動するところでした。
けっこう、いろいろな鳥が見られました。
最後は、ミヤマガラスの群れが、山田池方面へ飛んでいくのを観察して、観察会が無事に終了しました。
大阪散歩
12月2日
梅田スカイビルへ、映画を見に行きました。
クリスマスツリーに、ドイツ・クリスマスマーケットというのが行われていて、要するに物産展みたいな感じです。メリーゴーランドもありました。
ちなみに、夜はこんな感じだそうです。
いつものように、天王寺まで散歩しました。
大阪市役所前から、公会堂まで電飾が設置されています。このあたりだけじゃなく、中之島全体でいろんなイベントが行われていて、何年か前には見に来たこともあるのですが、なんか中途半端で、人が多いだけで、たいしておもしろくありませんでした。
かといって、神戸のルミナリエも一度だけ行きましたが、あそこまでやると何だか成金趣味的に感じて、感動もしませんでした。
先日の、海遊館程度がちょうど良いのかもしれません。
これもいつものように、通天閣を通ります。通天閣の電飾をこんなに近くで見たのは初めてでした。きれいでした。
USJに海遊館
11月28日
夕方から、弁天町で研究会がありました。バイクで少し早めに家を出て、USJへ行ってみました。何年ぶりでしょう?
といっても、入場する訳ではなく、入口と近くの遊歩道をうろうろして、クリスマスの雰囲気をのぞき見しただけです。
まあ、さすがに、そこそこの人出でした。
ちょうど、パレードの時間でした。たいへん、楽しそうです。
ここのスズメは学習しているのか、遊歩道でイスに座ると、寄ってきます。お菓子を催促しているみたいです。
9時まで研究会があり、終わってから海遊館へ行ってみました。
きれいでした。
長谷寺
11月27日
うちの宗派は、真言宗です。といっても、私自身、そんなに信心深い訳ではありません。
子供の頃から、高野山高室院と言うところから封書が送られてきているのを、よく見ていました。祖母も、弟もここに納骨されているので、高野山が「菩提寺」だと思っていたら、祖父の里は奈良県の明日香で、岡寺が菩提寺だそうです。で、岡寺というのは真言宗豊山派であり、その本寺は長谷寺ということになり、本当は高野山じゃない、というのを、最近知りました。
先日、天皇陛下が長谷寺にお参りされたそうです。
私が死んだら、墓なんていらないのでどこかに納骨してもらおうとすると、厳密にはここになるのでしょうか?予定もなくヒマなんで、ちょっと行ってみることにしました。
そういえば、昨日のニュースで、紅葉が見頃、とかなんとか、放送されていました。近鉄電車も、快速が臨時停車するほどです。駅からけっこういっぱいの人でした。
こんな碑もありました。
秘仏公開、とか何とか書いてありましたが、1000円が必要でしたので、入りませんでした。
とにかく、人がいっぱいで、普通の観光地と変わりません。団体でお参りされてる方々も多く、若いお坊さんが大声で本殿に誘導されていました。所々で、テープでお寺の説明が流れています。
雰囲気的には、高野山の方がずっと落ち着きますね。私が死んだら、ここより高野山の方がいいなあ、との思いが強くなりました。
初瀬川というのが近くを流れています。大和川の源流です。川沿いに歩けば、堺市まで帰ってこられることになりますが、50kmほどあるようです。博物館で大和川の調査をした時、源流から河口まで、何回かに分けて歩きました。一日でそれだけはとても無理ですが、最近歩いていないので桜井まで歩こうかと思いました。うろ覚えでは、数kmのはずです。
川沿いをのんびりと、と思っていたら、道がありません。畦道のような所を無理矢理歩くと、途中で行き止まりになり、延々と逆戻りと言うこともたびたびあり、結局は、ほとんど国道を歩く羽目になりました。で、桜井までもたどり着けず、隣の駅から帰ってしまいました。
堺のサル
11月25日
近くを通ったので、大浜のサルを見てきました。
何度も書いているのでご存知の方も多いと思いますが、堺市に水族館があった時の名残です。サル山だけを残していましたが、開放式の飼育施設だったため、見物に来る市民がおやつなどを与え、肥満したサルが「メタボリックザル」として報道されたので、あわてた市が下記のような「檻」を設置したのです。
開放式の飼育施設の時は、いつ来ても、必ず誰かが見物に来ていました。柵もないので見やすく、肩車された子供もよく見ました。老人施設でしょうか?、手を繋いだお年寄り達がみんなで並んでいるのにも、ちょくちょく出会っていました。こんな形式になってからは、いつ来ても見物する市民の姿を見たことがありません。何のための、誰のための施設なんでしょう?こんなん、もう飼育を止めればいいのに、と思います。そもそも、40年も同じ飼育施設で同じ飼育方法をしていて問題がなかったのに、マスコミが「メタボ」って報道したとたん、何千万円もかけてこの施設を作ったのです。
ちなみに、当時飼われていたアジアゾウは、仙台の八木山動物園で健在です。「アジアゾウ トシコ」で検索してみて下さい。いくつかのページが出てくると思います。あちらではたいへんかわいがられていて、トシコにとっては、八木山に行ったからこそ、長生き出来ているんでしょうね。
市民に一応気を遣っているのか、こんな看板がかかっていました。
クマタカと岩湧山
11月23日
河内長野の天見から、島の谷と言うところへ、クマタカを見に行きました。
歩き出してすぐに、ハイタカとツミのバトルがあったりして、クマタカにも期待を持たせました。
観察場所の鉄塔に到着したとたん、クマタカが飛びました。さすがに、大きなタカです。
何度か、遠くの空を飛ぶクマタカを観察しましたが、寒くなってきたので岩湧山へ移動しました。
途中で、久しぶりに鳥地獄へ行ってみました。炭酸ガスが出ていて、穴に入り込むと鳥が即死するらしいです。なぜここにそのような穴が開いているのか、不思議です。昔は私もタヌキや鳥をいくつか採集しましたが、最近は、あまり死体は採れないそうです。炭酸ガスの出が悪くなったのでしょうか?サワガニやミミズ、カエルの死体はありました。
イノシシの、大きなワナが置いてありました。
途中で、オオタカを見つけました。
夕方に岩湧寺に到着し、ここでの定番、カレーライスを食べました。今回は、おでん付きの、豪勢な夕食会になりました。
日が暮れてから、ムササビの観察です。何カ所かで声が聞こえ、ライトを向けると目が光っているのが見えます。下で観察していると、何かが上から降ってきます。最初は、食べこぼしかと思いましたが、下をよく見ると、ウンコが降ってきているみたいでした。新鮮なウンコが観察されました。
何カ所かでムササビを観察していると、今度は下をタヌキが歩いているのを発見しました。のんびりした子で、何度も目の前をウロウロしてくれました。かわいい。
ムササビとタヌキ以外に、いわゆるチッチコウモリという、夜中に可聴音で鳴きながら飛び回るコウモリが観察されました。オヒキコウモリか、ヤマコウモリと言われていますが、正体はわかっていません。あんな位置を飛んだのでは、捕獲も無理です。
長い一日でしたが、目的は一応達成出来た、楽しい観察会となりました。
神農祭
11月22日
しんのうさんへ、行ってきました。
50年も、しんのうさんの虎は寝室にありましたが、親父が死んでからは、病院の一年遅れの虎が来ていました。自分でお参りするという発想が今までありませんでした。今日は雨でしたが、昼の仕事がなかったので、生まれて初めて行ってみることにしました。
しんのうさんは、ビルの間のような所にあります。細い、通路のような所を抜けると本殿になります。
で、「新鮮な」虎を頂いて帰りました。
しんのうさんの隣には、くすりの道修町資料館、と言うのがありました。道修町の歴史、しんのうさんの言われなんかが、簡潔に書かれています。
道修町には、武田薬品、塩野義、田辺製薬、大日本住友製薬、扶桑薬品、和光純薬なんかが、まだ本社を置いているそうです。それ以外にも、小さな薬屋、漢方の会社なんかが、道修町、伏見町にはたくさん残っています。
子供の頃、何かの用事で親父の会社へ行くのが楽しみでした。そういえば、地下鉄の出入り口で、いつも雑種の犬を売っているおっさんがいたのをよく覚えています。また、このあたりは、震災で焼け残った建物があちこちにあります。「北垣薬品」もその一つで、薬の町、道修町という話になると、必ず取り上げられる会社です。
親父の会社は、道修町の一本北側、伏見町にあります。ここも焼け残りで、私が子供の頃は木造の家があり、中庭には井戸も、蔵もある建物でした。木の床は歩くたび、ぎしぎし鳴り、迷路のような通路であちこちの部屋を繋いでいました。今から思うと、何とか残せなかったんだろうか、とも思いますが、車も置けないようじゃ、仕事にならなかったんでしょうね。20年ほど前に、建て替えてしまいました。
バードフェスティバル
11月21日
昨日、今日と、博物館でバードフェスティバルが行われていました。
私は今日の午後だけ参加しましたが、こころなしか、例年より人の入りが少ないような印象でした。みんな、飽きてきたのでしょうか。展示も、例年、出てくるブースはよく似たものが多いですし。もっとも、展示ブースを見て、来る、来ないを決める人も少ないでしょうけど。
と書いていると、昨日の、チュウヒの講演会は講堂が満杯になったそうです。やっぱり、それなりに来られていたのかな。
(左)有機コーヒー?、みたいなものを売っているそうです。弁当もあったかな。
(右)やはり、工作系は子供に人気です。
日本ワイルドライフアート協会、というのだそうです。
今回、初めての出展だと思います。
こちらは、例年通りの、バードカービング。
午後からの講演会は、コウノトリ。
放鳥したコウノトリが毎年、繁殖しているそうです。知らなかった。
巣立った鳥は、全国に散っているそうです。また、巣立つ日は、大安が多いんだとか。(統計的にも、有意、とされているそうな。)
大阪市立科学館
11月20日
大阪国際会議場で、講演会がありました。時間があったので、近くの大阪市立科学館へ行ってみました。今日は「かんさい文化の日」で、入館料が無料です。
ハヤブサ関連の展示がありました。一部の機械は、こんな電池で動いているんですね。しかも、地球に帰ってから初めて役に立つ機械のために、わざわざ何万キロも積んでいったわけです。
真空管式電子顕微鏡。
こんなん、普通に、家にありました。
帰り、神農さんの近くを通りました。
コウモリ
11月11日
大阪のコウモリです。ここは久しぶり、かな。
予定通り、キクガシラコウモリが、そこそこ、いました。
一部に、木で作られたトロッコ(?)の跡があります。誰かが、ここで掘っていたんですねえ。
ついで、別の穴。ここも久しぶりです。
ここでも、予定通り、キクガシラコウモリ。ここでは、141頭観察しました。
これも期待通り、コキクガシラコウモリ。かわいい。
(左)前回、落盤を見つけたところです。上部に、わずかに隙間があります。ここを登ったところでキクガシラコウモリが子育てをするのですが、ちょっと入る気がしません。来年からの調査は、どうするかなあ。
(右)前回の忘れ物を、回収しました。
ここには、滑車が落ちています。これも、たぶん鉱石を運ぶためのものだったのでしょう。記念に持って帰っても、ゴミになるだけかなあ。どなたか、資料として、いりますか?
コウモリ
11月4日
夏に、1000頭近いコウモリを見つけたところです。かなり期待をかけて行ってみたのですが・・・・・・。
今日は、胴長持参で来ました。グアノ(コウモリの糞)がすごくて、胴長ではすべりまくって、こけないか、ずっと心配でした。
見つけたのは、ユビナガコウモリと、モモジロコウモリだけ。捕獲できたのは、モモジロだけ。
すごく準備して、期待をかけてきたのに、あっという間に調査が終わってしまいました。
することもなく、記念撮影なんぞ・・・・。
近くでは、保津川下りとか、トロッコ電車が走っています。有名なんで、トロッコ電車に乗ってみることにしました。(保津川下りは、高くて乗る気になりません。)
平日ですのに、ほとんど満員です。団体旅行が多かったように思います。
そもそも、山陰線の廃線を使って電車を走らせているわけで、いわゆる鉱山なんかにある、もっと小さな電車、本物のトロッコとは似て非なるものだと思うのですが。
沿線にはモミジをいっぱい植え、そろそろ(時期が来れば)夕方には、照明を当てるらしいです。また、サクラもいっぱい植えていました。川沿いを走り、保津川下りの船を見ながらゆっくり走るので、まあ、一見さんの観光客には受けるかもしれませんが、例の武田尾のハイキングコースと全く同じです。
ネーミングと、宣伝の勝ち、みたいです。嵐山の観光とセットになっているんですね。
今のJRでは2〜300円のところを、600円も取られます。もう、2度と来ないだろうなあ。
嵐山を、大きなリュックを背負って歩きました。完全に場違いで、人力車の兄ちゃんも声をかけてくれません。
前にも書いたような気がしますが、なんで嵐山、って、こんなに人気なんでしょう?