院長の週末   

 
2006年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2007年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2008年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2009年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12
2010年 1−2 3−4 5−6 7−8 9−10 11−12




神戸の大晦日      12月31日
エビ!         12月31日
カニ!         12月27日
赤外線カメラ 回収   12月23日
鳥取砂丘と餘部鉄橋  12月20日
アドベンチャーワールド  12月16日
潜水艦見学       12月13日
コウモリと再会     12月8日
赤外線カメラ      12月6日
カヤネズミ        11月29日
カミキリムシコレクション 11月25日
堺市のカヤネズミ   11月24日
また、釣り        11月23日
南港野鳥園       11月23日
槇尾山          11月22日
赤外線カメラ3     11月22日
ウミホタル 本番    11月18日
サビキ釣り       11月17日
ウミホタル        11月15日
カヤネズミ        11月15日

鳥?カヤネズミ?   11月11日
堀河ダム        11月8日
きしわだ自然資料館  11月6日




神戸見物
12月31日


大晦日はホテルで過ごそう、ということになり、母、兄夫婦と神戸で食事して泊まることに。
早めに大阪を出て、三宮あたりをうろつきました。
大阪に住んでいても、神戸になんて行ったことがありません。北野町界隈、異人館通りを歩いてみました。

今まで漠然としか知りませんでしたが、要するに古い家がいくつものこっている、というだけのことですな。で、昔は外人さんが主に住んでいて、異人館、ということでしょうか。
シェウエケ氏邸です。公開しているというので、とりあえず入ってみることに。
(右)これは隣の家。非公開らしいです。


いわゆる、古き良き時代の家、ということにでもなるんでしょう。調度品とか、壁に飾られた絵、置物、すべて古いもので、それなりに価値があるものと思われます。貧乏人とすれば、いくらくらいするもんか、そっちばっかりが気になります。ついでに言うと、このあたり、地価はどうなってるんでしょうね。高いんだろうなあ。
一部は有料で公開しているけど、現実に人が生活しているらしいです。庭に降りるところの向こうに非公開の部屋があって、古い感じの台所みたいでした。おばちゃんが何か用事をしていました。お手伝いさん?みたいな感じでした。そんな所も、古き時代の名残でしょうか。


(右)外人さんは、映画みたいに毎日こんな感じで食事するんでしょうか。


息子がこれを見て、「浜寺公園の駅」みたい、って言ってました。当時の家というのはこんな感じが多いのかもしれません。
これも、細かなところを見るといろいろ特徴があるそうです。
屋根の上に「しゃちほこ」が乗っているのがおもしろい、らしい。


(左)いつのもので、どんな理由があるのでしょうか。(たぶん)トンボです。
(右)向こうはお隣さん。


山手に古い家が集中して残っているんですね。重要文化財に指定されている建物とか、有名な建物がいくつもあります。公開している建物も多いみたいですが、一軒ずつお金を払うのもばからしいので中には入りませんでした。(本気で見たいのならまとめていくら、というのもあるらしい。)
どこかの建物の奥に、崩れた家が見えました。それも古そうな感じで、そのまま公開しても良い感じでした。廃墟ファンには受けるかも。ひょっとすると震災関連?違うのかな。


泊まったのは神戸ニューオータニ。ここからモザイク、という所につながっています。
あちこち、電飾だらけでした。


小さな遊園地、みたいなところ。
何十年かぶりに、観覧車というのに乗りました。上るに連れて気が付いたこと。

「こわい」

飛行機は怖くない(というより、好き)けどなあ。なんか、こういう中途半端な高さが怖いんかな。「スケルトンタイプ」というのがあり、全面透明の素材で出来たゴンドラもありました。100円高いのと、待ち時間がいくらかあったのでそれには乗りませんでした。よかった。
半分を過ぎると慣れたのと、後は降りるだけという安心感から、ちょっと余裕が出来ました。一番上が一番怖かった。



何とかという観光船の基地になっているようです。食事のテーブルが遠目に見えました。当方、高さも弱けりゃ、揺れにも弱い。船内で食事なんて、考えただけでもおいしくなさそう。ちなみに、年越しのクルーズもあったようです。

ということで、例年とは違った大晦日を過ごしてみました。ホテルやモザイク、港でカウントダウンでもあるのかと思っていたら、何にもありませんでした。12時きっかりに停泊している船がいっせいに汽笛を鳴らす、というのも昔に聞いたことがあるのですが、それもないようでした。



伊勢エビ
12月31日


知り合いから伊勢エビをもらいました。なんと、4つ、しかも生きてます。
エビはギーギー鳴くんですなあ。しらなんだ。




カニ
12月27日


先日の鳥取旅行で買ったカニが届きました。ん万円で10杯も入っていた。しかも、ブクブク泡を吹いている。
感激しました。でも、足はみんないくつか欠けています。



一つ一つに、タグが付いています。




赤外線カメラ 回収
12月23日(日)


赤外線カメラの回収に行ってきました。通常、一ヶ月で電池交換が必要です。
前回、シャッター部分に不具合があり最初の2週間は作動せず。応急処置だけで済ませたのでその後が心配でしたが、行ってみるときっちり作動して、フラッシュで迎えてくれました。
今回も「ポチ」二人連れ。


イノシシでいいのかなあ。


(左)タヌキでいいでしょう。
(右)うれしくないけど、アライグマ。


今回はウサギが、二度ほど写っていました。
この子はしばらくカメラの前で、いろんなポーズをしてくれました。



人があまり通るような場所ではないと思っていましたが、家族連れが写っていました。どこへ行くんだろう?
人の歩くスピードでは、被写体に反応してから撮影するまでにこれくらい移動する、ということです。


で、今日の回収時の画像。

カメラを修理に出すので、調査はちょっと休憩です。



鳥取砂丘と餘部鉄橋
12月20日

18切符で、山陰半周(というほどでもないか)を計画しました。
詳しくはこちら




18切符の旅2 アドベンチャーワールド
12月16日(日)


今日の18切符は、白浜アドベンチャーワールド。
そこそこ楽しかった。詳しくはこちら




18切符の旅 潜水艦見物
12月13日(木)


18切符で、呉まで行ってきました。目的は潜水艦の見学。
遠かった。
詳細はこちら




コウモリ飼育施設
12月8日(土)


ヒナコウモリを保護された方がおられ、コウモリを飼育されている大学へ、飼育方法、飼育環境などを教えてもらいに行きました。
で、この子が保護された子。どこから見てもヒナコウモリ。懐かしい顔(といっても、病院のすぐそばで今年、死体をひらっている。)


大学で飼育されているコウモリたち。
アブラコウモリ。この中で、10匹近くが寝ている。
食事のミルワーム。まあ、半端な量じゃない。衣装ケースがいくつも並んでいた。食事代だけで、月に何万円。考えると、犬猫以上?


(左)キクガシラコウモリ。長い子は、1年以上飼っている。兵庫県産です。うーん、かわいい。
(右)ユビナガコウモリは個室。(実際は、一ヶ所に2頭くらい、らしい。)


この大学はキリスト系。学内の何カ所かに、ツリーがありました。




赤外線カメラ、他
12月6日(木)


赤外線カメラを設置して2週間目。一ヶ月は電池が持つはずですが、一応チェックしてみることに。
行ってみると、作動はしているみたいだけどシャッターが切れません。調べると、シャッターを押さえる部分の粘着テープが劣化して、シャッターが切れません。探知部が作動するたびに、メインスイッチの電源が入るだけ。うーん、残念。
こういうトラブルは考えていなかったのですが、いったん持って帰るのも面倒で、カバンの中にあった輪ゴムetcで応急処置。しっかり治した方が良かったか、と、後で反省。

今日は歩くつもりはなかったので、犬連れ。
が、天気が良いし、道路際の地図(看板?)を見ると展望台というのがある。素直に短い道を通ればいいものを、グルッと回れそう。とりあえず歩き出す。
今は谷、展望台は当然尾根。細い道を延々と登ります。一応は道がありますし、ビニールの印も付いてます。不安に思いつつも、方向もあってるのでそのまま突き進む。
だんだん、犬が遅れます。岩場でとうとう、犬がダウン。シーナを抱いて岩の上へ乗せると、今度はソフィが急に反対側に歩き出します。もう、帰るって。あわてて追いかけると向こうに走る。何とかつかまえて、ソフィも抱いて岩の上へ。それからはなだらかになり、なんとか歩いてくれました。


すごく立派な展望台。細いブッシュを歩いてたどり着いたのに、来てみると大きな車道があります。近くに電波塔があり、そのために林道を作った?ついでに展望台、かなあ。
階段や、上のデッキにアケビと種(おそらく、便に入っていた種)が無数に落ちています。たぶん、テンがここにまで来て食べて、糞をしていったんでしょう。野生動物も展望台を使っているみたいです。


すごくきれいに見えました。左は関西空港、右は明石海峡大橋を撮影したつもり。


所々にある橋は怖がって渡りません。その都度、順番に抱いて運びます。
(右)これぐらいは大丈夫かと思ったのですが、やっぱりダメ。


かしこいのか、たまたま沢の水に気が付いたのか、ソフィは道を外れて沢に入りました。シーナもそれを見て、脇にそれて渡りました。


少し回り道をすると穴(隧道)があるのを、思い出しました。(もちろん車で、です。)
明治時代の、かなり古いトンネル。立派に残っています。非常に美しい。


残念ながら、こうもりは不在。
犬は、暗いのは全く気にしないらしい。

ということで、カメラは残念。次回に期待です。



カヤネズミ
11月29日(木)


大阪南部にあるダムを見てきました。哺乳類調査の、赤外線カメラを設置できるかどうかの下見のつもり。あわせて、道中でカヤネズミの調査です。
予定通り、何カ所かで巣を確認しました。いつかのように、ブッシュに入るたびに全身、ひっつき虫系の種子が付きます。そのたび、取り除くのに何十分もかかります。


ある池の横で、羽根の散乱。鷹にでもやられたのでしょうか?羽根の色から、たぶんマガモ。でも、骨の一つも残っていませんでした。鷹の食べ残しはタヌキでも食べたのか。


別の所ではタヌキの死体。車の入れない所です。行き倒れ?
今日は妻の車で来ているし、ひらうかどうか、さんざん迷いました。季節の為もあるのか、新鮮なのか、あまり匂わないので、連れて帰ることにしました。


とある池。オオアカウキクサ?が一面に広がっていて、その中にカモ類が浮かんでいます。なんやら、奇妙な風景です。




鳥飼コレクション
11月25日(日)


自然史博物館で展示されてます。
台湾産を主にした、カミキリムシの標本だそうです。ご本人がお亡くなりになり、標本が寄贈されました。


非常に整理され、きれいな標本ですね。


新種、だそうです。昆虫というのはある意味、素人が手を出せる学問かもしれません。(というより、このような在野の研究者によって成り立っている。)




カヤネズミ
11月24日(土)


カヤネズミの調査です。
今日は時間の都合で、近場の堺市南部。何カ所か見ながら回りましたが、ずっとはずれ。一番期待していた鉢ヶ峯付近へ来てみると、霊園の横に奇妙な建物が見えます。行ってみると、「自然ふれあいの森」って書いてます。とりあえず車を置いて歩いてみました。


いわゆる、里山を想定して整備するつもりなんでしょうか。遊歩道らしきところの横に川がありますが、3面コンクリート。さらに、何カ所も1.5mほどの堰堤があります。当然、魚を含め生き物の姿は皆無。今さらこの川を元に戻すには膨大な費用がかかるでしょうねえ。ちなみに、川の名前は第2豊田川、ってなっています。確かこの川、ホタルがいたはず。こんな川に、ほんまにいるのかなあ。もっと上流かも。でも、上流には酪農団地があって、(10年ほど前は)ひどくきたない川でした。
コース図があるのでそれを見ながら1周してみましたが、面積は狭く、これと言った特徴もない丘でした。これからに期待するのか、まあ、手の入れていないただの丘なんで、それがいいのか。建物の前に掲示板があり、いろいろな行事の案内がありました。まあ、どこでもよくある行事みたいでした。
場所も良くないし、特に魅力のある場所でもないように思います。こんなんに税金をつぎ込んでも仕方ないように思うんですけどねえ。なんか、ピントがはずれるなあ。


で、肝心のカヤネズミ。無事、一つ見つけました。
カヤネズミ探しのコツの一つは信じること、だそうです。行きは、こんなとこにおらんやろ、と思いながら歩くと見つからず。帰りに、あればいいなあ、と思いながら歩くと見つかりました。




懲りもせず、釣り
11月23日


風もなく暖かそうなので、また釣りに行ってみました。目的はアジ、のつもり。
3時過ぎに行ってみると、イワシが目の前を泳いでいます。うーん、イワシを釣っても料理がめんどくさい。アジが釣れる時間まで待とうかなあ、と思い、しばらくサオを入れず。隣では釣りが初めてらしい、おっさん、おばはんが一匹釣るごとに騒いでいます。そのうち、おっさんの一人が簡易バーナーを持って来て桟橋でイワシを焼きだしました。その騒ぎが、うるさいこと。まあ、休日の釣りはこんなもんでしょうか。

で、待てども待てどもアジが来る気配はありません。このままじゃオキアミがもったいないし、ひょっとしたらボツボツ来るかな、と思いながら釣り出しましたが、やっぱりイワシばっかり。まあ、釣れないよりはいいか。夕方に一つ二つ、隣の方でアジが釣れましたが、それでおしまい。
結局、イワシばっかり持ってかえる事になりました。

今年の釣りはこれでおしまい、でしょう。

さて、何にすべか。
ということで、つみれに挑戦。適当にちょん切って、中骨を取り、包丁でブツブツ、ゴンゴン。それなりに、つみれ様のモノができました。




南港野鳥園
11月23日


妻がインテックスであるバーゲンに行きたいというので、運転手がてら、久しぶりに野鳥園へ行くことに。なんやら、非常に大きなバーゲンらしく、周辺は大渋滞。みんなヒマというか、なんというか。

ここは非常に久しぶり。フィールドスコープを担いだのも、すごく久しぶりです。
聞くところによると、最近、鳥の数が少ないとか。大きな池が二つありますが、水鳥はあまりいませんでした。


オオタカ(幼鳥)がコガモを捕まえて食べています。捕まえるところは見られず。


こっちはミサゴ。




槇尾山
11月22日(木)


友人に槇尾山を案内してもらいました。
途中で、カヤネズミ調査。きっちり、発見。

無事、見つけました。 内部は、細かい敷きもの。


開明の滝、と言うのだそうです。けっこういい感じ。


清水(きよず、だったかな?)の滝。けっこう急なところを登ったり、降りたり。


蔵岩、というところ。岩盤の尾根。ヘルメットをかぶったおっさん、おばはんが、ザイルワークの練習をしています。上部にはザイルを留めるピン(?)が何本も残されています。
高所恐怖症ですのでどうなるかと思っていましたが、すぐ下を見て歩くだけでは問題はありませんでした。脇をのぞき込む、と言うようなことは遠慮しました。


風が強くてホコリも飛んでいったのか、非常にいい景色でした。
左は関空、右は六甲山方面。明石海峡大橋もきれいに見えました。


途中であったおっさんが教えてくれました。何とかアオイ、と言うのだそうです。珍しいとか。
カンアオイに似てるけどなあ。地中(というか、枯れ葉の下)で花を咲かせます。

道案内があるというのは、非常に楽ですね。案内板は少ないし、分岐がいっぱいあって、一人ではとても歩けないような道でした。
蔵岩の頂上ではお湯を沸かして、カップヌードルをごちそうになりました。他の人たちもみんな同じ事をやっていました。山を歩く人はみんなこういうのをやってるのかな。私一人のハイキングは、いつも昼飯抜きの歩きっぱなし。今後はこういうのを検討しましょう。




赤外線カメラ
11月22日(木)


槇尾山ハイキングのあと、カメラの回収に行ってきました。

クリを撒く。



今回はアナグマが何回も写っていました。どうも、クリを食べているみたいです。


とりあえず、阪南市はこれでおしまい。
で、次の場所に設置して来ました。結果はまた来月。




ウミホタル
11月18日(日)


ウミホタル観察会の本番です。6−70人の参加者がありました。
強風が吹いて、寒い!昨日、下見の天気とは大違いです。天気が良ければ釣り客とブッキングするかと心配していましたが、一人だけいたおっさんも、早々に引き上げてくれました。
若干の説明をして採集ボトルを海にほり込むと、することがありません。みんな、吹きっさらしの休憩所で震えていました。
20分後引き上げると、予定通りそこそこのウミホタルが採集できました。みんな感激してました。予定では7時30分頃解散でしたが、寒くって7時前に解散しました。

世話人とすれば海に落ちる人もなく、ホタルも見られてほっと一息。海での行事は気を使います。
あー、とにかく、寒かった。




サビキ釣り
11月17日(土)


17−18日は、小動物臨床研究会という、日本中の獣医師が集まる研究会がありますが、18日は博物館のハイキング(というか、ウミホタルの観察会)の世話人になっていますので今年は欠席。スタッフが参加してくれています。
で、先日の観察会下見で、ここでサビキでアジを釣っている人がいて、それはそれはよく釣れていたので、何年かぶりに釣りに行きました。子供が小学生だった頃はよく出かけていたんですが。

4時頃に着き、アジの回遊を待ちます。5時頃から釣れだし7時前まで釣っていました。釣果、アジが3−40,イワシ一つ。

投資金額(妻と二人で行きました):サビキセット200円、オキアミ150円、ケミホタル300円、釣り竿1100円、駐車場1000円、ガソリン代?円・・・・・・、買う方がずっと安い、というような計算は成り立ちませんねえ。まあ、楽しかったのでヨシとしましょう。



ウミホタル
11月15日(木)


日曜日に、友の会ハイキングとしてウミホタル観察会を行います。今日はその下見。
評議員のNさんが講師です。準備もすべて、お任せです。ここのウミホタルは有名らしいですが、私自身は初めてでした。
ビンにエサ(カニカマボコ)を入れて、しばらく海に沈めます。30分ほどして引き上げると、・・・・・・・。


幻想的に光ります。しかも、光る物質を分泌するらしくて、手に取ると光が残るし、水(海水)そのものがぼやっと光っています。こんなに美しいとはしりませんでした。

実物はこんな甲殻類です。




カヤネズミ
11月15日(木)


カヤネズミの調査をしました。何週間か前には、どこをどう探せばいいのかさっぱりわからず、山中を延々とさまよいました。この日曜日に探すコツを教えてもらい、再挑戦してきました。
とりあえず車で走って、適当なところで調査してみます。やっぱりよくわかりません。諦めかけた時、ふと下を見ると落ちていました。畦の草を刈った、その中に埋もれていました。ふーん、探せばあるんですねえ。自力で見つけたのははじめて。


その後も、あちこち(といっても5ヶ所)で発見。コツを覚えたんでしょうか。こんなにあちこちにあるんなら、「大阪のあちこちで生息」で終わらせるわけにいかんのかな。とにかく、ヤブこぎをして探し回るのがコツかもしれません。


ブッシュから出てくると、全身タネだらけ(この写真はまだマシな方)。これを取り除くのに、30分はかかります。


調査の途中に寄った、永楽ダムと言うところ。
鳥取ダムもそうだったけど、水がかなり少ない。


別の調査地で、カワウが何羽も頭上を飛んでいくのを発見しました。気になってその方向へ行ってみると、カワウの大きなコロニーが見つかりました。木は枯れて変色が始まっています。カーカー、うるさく鳴いています。その数、おそらく300以上。
新発見かと思って、帰って調べてみるとすでに知られている様でした。残念。




鳥とカヤネズミ
11月11日(日)


鳥類研究グループの観察会です。海岸沿いを一駅歩いてカモメを観察、の予定でしたが数はそう多くなく、種類もポツポツ、でした。

白いポツポツがカモメ。向こうに関空。 ジャコを採る船?


アメリカネナシカズラ。外来種です。
最初は根があるらしいですが、寄生先を見つけるとなくなるとか。ここでは、ハマヒルガオに寄生しています。ツルをのばして相手を見つけると、そこから根が出て栄養を吸収するらしい。なんやら恐ろしい生き物ですね。


で、昼食後、車で山の手へ行きました。目的はカヤネズミの調査。
車で走りながら、いそうな所、いなさそうな所の解説を聞きました。で、いそうな所で車を止め調査すると、早速見つかりました。といっても見つけたのは学芸員さん。うーん、簡単に見つかるんですねえ。


古そうな巣を分解してみました。
左は入り口を少し広げたところ。右は、写真でははっきりわかりませんが、内部の様子。細かい草を敷き詰めているのか、非常に柔らかな感触です。


ついでに鳥取池へ行ってみました。
ダム湖にヘンな物体がいくつかあります。オオマリコケムシ、っていう、これも外来種だそうです。鳥が運ぶのではないかと言われているそうです。




堀河ダム上流
11月8日(木)


大阪南部にあるダムです。金熊寺川というのの、上流になります。
何十年か前、オオサンショウウオの記録があり、数回夜中に調査したことがあります。結果的には見つかりませんでした。川の規模やまわりの様子から考えると、飼育個体の放流のように思っています。ホタルを取りにも、時々来ています。カヤネズミの調査を兼ねて、赤外線カメラをかけられるかどうかもあわせて調べるつもりで行ってみました。

ダムのまわりにススキでもはえていれば、カヤネズミの巣を探すつもりでした。まあ、そんなにハードなハイキングはするつもりもなかったので、めずらしくうちの犬たちも連れて行きました。

ジョウビタキ 野外活動センター、みたいなところ


川に沿って道があります。適当なところまで歩いて引き返すつもりでした。
上流まで歩いて行くと、所々に道案内の標識があり、(最後の画像を参照してくださればわかると思いますが)峠から尾根筋に登り、西側に回り込めば元の場所に帰られるはずです。そういえば、車を置いたところの近くに、「お菊松あっち」の看板がありました。

手元に25000の地図がありましたが、ダムが地図の切れ目あたりで、お菊松の印はかろうじてありましたが、そこへ至る尾根筋の道は切れています。歩く道ははしっかりとありましたし、道に沿って延々とビニールが張られています。「マッタケ山入るな、見つけたら罰金100万円」って書いてあります。まあ、ヒモを目印に歩いていれば何とかなるんだろう、と思いながら歩き出しました。

山全体にヒモを張っているのか、と思うくらい延々と続いています。さらに、入るな、入るなの張り紙もいっぱい。ふーん、ほんまにいっぱい採れるんかな。あるところまで行くと、ビニールテントの中からラジオが聞こえます。人のいる雰囲気はありませんでした。脅し(?)のために、一日中鳴らしているんでしょうか?ここまでやられると、逆にマッタケ泥棒を呼んでいるような気にもなりますね。ちなみに、11月末までが入山禁止らしいので、それを過ぎてから探せばいいのかなあ。

道に迷っても、ヒモを目印に引き返せばいいと思いながら歩いていました。だんだんブッシュがひどくなります。犬はもちろん放しています。シーナが時々遅れるようになってきました。1,2度は抱き上げましたが、こっちもしんどい。感覚的にはもう、元に戻れそうやけどなあ。

歩けば歩くほど、引き返す勇気というのはなくなります。ビニールヒモがとぎれとぎれになり、ブッシュがさらにひどくなってきました。雰囲気的には踏み跡があるんですけどねえ。地図は持っていてもどこにいるのかわからないので役に立ちません。谷の側を見ると、下の方に作業小屋がちらっと見えました。引き返すより、あっちに行く方が早い。一応道らしき所を、まっすぐに落ちるように下がっていき、田んぼの脇に出ました。その向こうには見た覚えのある道。ほっと一息を付くと、犬がいません!!!!

ソフィはずっと足元にいました。シーナは遅れながらも、せいぜい数m離れているくらいでした。ブッシュの所では気にしながら後ろを確認していました。そういえばこの斜面ではシーナを見ていない。大声で名前を呼んでも返事はない。ソフィに探すように言うけど知らん顔。あわてて斜面を登り直すと、、、、いました。下を見ながら突っ立っていました。私の姿が見えなくなっても、呼んでも、鳴きもしないんですねえ。そんなもんかな。


結局、下にあった看板を眺めながら考えてみると、ササ峠から西へ歩いたのはいいけど、お菊松どころか昭和池分岐と言うところまでたどり着く前に、無理やり南へ降りたみたいです。
うーん、こんなハイキングばっかりしていたら、きっといつか遭難するだろうなあ。




きしわだ自然資料館
11月6日


鉱物展が開催されていて、うちから提供した「膀胱結石」も展示されているというので見に行ってきました。
ここは博物館相当施設ですが、知る人ぞ知る、「なにわのパラダイス」です。剥製が一番おもしろい。
詳しくはこちら