四国旅行  


2015年9月14日

高松の方に、山のてっぺんに水族館がありそれが今年限りで閉館する、って新聞に載っていました。面白そうなので見に行ってみることにしました。
シルバーウィークの代わりの家族サービス、小旅行みたいなものです。

まず、明石海峡大橋を渡ってパーキングで休憩と橋の見物です。

   


徳島から高速で高松市まで行きました。

どこで見たんだったか。さすが「うどん県」犬用のうどんが売られていました。

 


こちらもうどんを食べないと、と思って道の駅へ入った時に食堂へ行ってみました。と、なんと、その食堂ではうどんがありませんでした。香川県なんて、電柱ごとにうどん屋があると思っていたけどそうでもないんですね。
で、適当に走って目に付いたうどん屋へ入りました。まあ、それなりにおいしいうどんでした。

食事が終わってから、高松の中心街に入る手前を、山に登りました。通行料が630円。これが高い、って不評らしいです。
目的地は、屋島という所。四国四十八か所の八十四番目のお寺もありました。

 

 


なぜだか、タヌキがいました。
お守りもタヌキがいたのですが、あまりかわいくないので購入せず。


頂上から「瓦投げ」するのが有名なんだそうです。

   

   


やっとここがその水族館です。
チケット売り場に誰もいません。月曜日でよほど暇なんでしょうか?困ってしばらくうろうろしていると、隣の売店からお兄ちゃんが走ってきました。よほど暇なのか、人員不足か。もっとも、この手の施設は月曜日休みというのが多いですね。


アシカがご飯をもらうのを親子一組だけが見ていました。アシカショーの見物人が一組だけ?、かと思っていましたが、訓練でえさを与えているだけのようでした。

 


一番興味があったマナティーです。アメリカマナティーというらしい。
さあ、どこかで見たことあったかなあ?
見れば見るほど奇妙な「哺乳類」です。

 

   


魚の展示は多くありません、というより、すごく少ないです。
これはネコザメと卵のう。

   


クラゲはたくさんいました。

   

 


まあ、どこにもいる透けた魚と、何とかという、潜る魚。

   


屋外スペースにアザラシ、イルカ、ウミガメ、その他少し、でした。

   


イルカの飼育スペース。
かなり狭いです。
(右)イルカショーを見るための観客席もこぢんまり。

 


アシカが調子が悪いとかで、ゼニガタアザラシのショーがありました。

   


何をするわけでもなく、立って傘を持ったり、「コスプレ」をしたり。
何かさせるより、何もしないという訓練は難しいそうです。

   


これは、中に水が入ったトンネルをぐるぐる回る「芸」です。
ちなみに、この展示施設はここが初めて作ったのだそうです。日本でもまだ1,2か所じゃないか、という話でした。

 


ついで、イルカショーです。
うーーん、狭いです。

   

   


入館料は1200円だったか。基本的に水族館というのは高いです。
イルカショーに来ていたお客さんの数を見るとせいぜい20人ほど。平日とはいえ、これじゃやっぱり経営がしんどいのでしょうか?山の上でこれだけの施設を維持するということ自体、大変だろうとは思います。



第一目的の水族館で満足した後は、坂出から岡山へ瀬戸大橋を渡りました。この橋は電車で何度か通りましたが、車では初めてです。

どこかの橋脚の島のパーキングへ降りました。

   


車や電車で走ればすぐですが、りっぱな橋ですねえ。

   

   

 


月曜日というのは動物園が休みのところが多いです。岡山回りで旅行するというのを決めたのはいいけど、寄るところが思いつきません。ネットで調べると、渋川動物公園というのが年中無休、となっていましたので行ってみました。

カーナビで調べると、「おもちゃ大国」のすぐ横です。おもちゃ大国というのはコマーシャルで何度も見ていて、音楽が頭に張り付いています。ふーん、こんなところにあるんだ。なんだかすごい山の中で、よくこんなところで集客できるなあ、って感心したりしました。

渋川動物公園に着いたのは午後4時でした。開園時間は5時まで、となっています。
不安に思いながらチケット売り場を覗きましたが誰もいません。どうしたものかとうろうろしていると向こうからお姉ちゃんが走ってきました。今日はこんなパターンばかりです。
そういえば、駐車場にもお客さんらしい車は皆無だったなあ。

   


受け付けにコモンマーモセットだったかな、がいました。
手に登ってきます。すごくかわいい。

   


入ってすぐは犬がいたり、猫がいたり、いわゆるこども動物園だったりします。
犬は有料で散歩に連れ出せるんだそうです。

   


タヌキも普通に首輪でつながれていました。
顔がずいぶん白かったのでたぶん高齢なんでしょう。

   


イヌワシだったかなあ。こんなのも普通にいるって、それはそれで驚きますね。
(右)何だったかなあ?あ、ハナグマだったか。

   


白い伝書鳩が山ほどいます。

   


こちらではクジャクを販売しているそうです。
鳥類だけではなく、ありとあらゆる生き物を繁殖させては、販売しているみたいです。

 


厩舎があちこちにあって、ミニホースやポニーがあちこちに飼育されています。

   


ロバもいっぱいいました。

   


山全体が公園になっており、園内を歩くと突然、飼育ケージが出現します。

 


ミニブタ、って書いてあったけど、ほとんど「ブタ」でした。また、左の子を見るとブタとイノシシは同じ、というのがよくわかります。

   

   


ヒツジやラマも並んでいます。

   


この子は道産子だそうです。

 


こちらはチャボや烏骨鶏のおうち。
一時、うちにもこれらの保護個体がよく来たのですが、最近はさっぱりなくなりました。チャボだけは置いておけばよかったなあ。

   

   


とにかく広いです。
有料で園内を馬に乗れるみたいです。

   


池があって、隅っこにハクチョウやカルガモなんかがいました。カルガモは野生個体だったかもしれません。

   


りっぱな吊り橋がありました。床の木が傷んでいて、別の意味で怖かったりします。

   


園内には柿やクリ、その他実のなる木がいっぱい植えられています。それぞれに、取らないで、の札付きでした。
果実はそれはそれで販売もしているみたいです。
パンフレットを見ると移動動物園もやっているようでした。要するに、民営の動物園ですね。

入場料900円。今日はあまり時間がありませんでしたが、まあ、半日くらいは遊べるかなあ、という感じです。
結局は犬や猫と遊ぶのが一番楽しかったりするのですが。
なんだかんだで、要するに限りなくB級スポットに近いのかもしれません。

短い時間でしたが、それなりに楽しんで帰りました。