豊橋 のんほいパーク  


2015年12月12日

行けるところは行き尽したと思いつつ、またまた18切符を計画しました。今回の目的地は豊橋です。動物園と博物館が同じところにあります。
以前に行ったことがあるような気がしたのですが、行ってみて思い違いだったという事がわかりました。


津久野駅から出かけました。
堺市で乗り換えたのは阪和線で一本だけある、新大阪行きの快速です。
この電車、人気があるのか、車両が短いのか、こんな時間なのにかなり混んでいます。大阪駅を向こうに見ながら北側を走っていくのは不思議な感じです。

   


米原で乗り換えです。
駅の向こうには新幹線の駅が。あれに乗れば早いだろうなあ、って、いつも思ってしまいます。

 


どこからだったか、豊橋行きに乗り換えます。


豊橋でさらに乗り換えて一駅走ります。
この駅も新幹線と並行してJRが走っています。

 


駅の壁、前の広場に動物園、博物館がらみの制作物がありました。

 


パークまでの道には、案内の彫刻がいくつも並んでいます。

 


クマのお腹がなんでこんな色をしているのか、よくわかりませんでした。


本当の名前は、豊橋総合動植物公園だそうです。なんで「のんほい」と呼ばれているのか、たぶんどこかに解説くらいあったのでしょうけど、気が付きませんでした。地元の人は当然分かっているのかなあ。


入ってすぐに植物園温室があります。
部屋ごとにテーマに沿った植物が植えられています。。

 


滝が流れています。

 

 

 


ここは水草の部屋。


園内にタワーがあり、公園を見渡せるようになっています。
(左)遊園地方面、かな。
(右)温室です。

 


博物館と植物園です。

 


ここからは動物園の写真を並べます。種名なんかは各自、ご想像下さい。
カバもシマウマも、十分広いスペースをもらっています。


チンパンジーのスペースですが、網が厳重に掛けられています。
解説によると、たぶん、チンパンジーが石なんかを人に向かってほり投げるからだと思います。人がおやつを投げ入れるんじゃなく、チンパンジーサイドの問題で網がある、って、なんだか面白い。

   


(右)シママングースです。

 


夜行性動物舎。
ジャコウネコがいました。他ではあまり見ないんじゃないかなあ。
オオコウモリがいないのがある意味、貴重。他はツチブタ、アフリカヤマネなんかがいました。


シロサイです。


カンムリヅルはずっとガラスをつついていました。こちら側にコバエが付いていたからかなあ。常同行動かなあ。


キリンもエランドも、すごく広いスペースをもらています。


シロクマの遊泳が見られるようにはなっていましたが、水は濁っているしクマは地上で爆睡です。食事でプールに飛び込ませるイベントがあるみたいでしたが、今日は休みとか。


今年生まれの子がいたり、抱卵している感じの子がいたり。


飼育スペースから前に、大きな筒状のスペースが突き出していてこの中も泳ぎます。

 


空きスペースをこういう感じで使うのも常套手段ですね。四角の枠の向こうにベンチがあります。
大人には酒を与えるな、子供にはゲームとお菓子を与えるなと書かれています。

 


(左)この子は傷病鳥らしい。右翼が断翼されていた感じです。
(右)オオタカです。


ハヤブサにハイタカ。


和鳥が飼育されているスペースです。普通に「探鳥会」ができそうです。


ちらちら飛んでいる姿を探すのが楽しいです。

   


これはカワセミのごはん。こんな風に「コロニー」を作る、って、普通なんだろうか?

   


(右)カワセミの営巣用に土壁が作られています。穴が何か所かに開いていますが、人為的なのか、鳥が作ったのか。

   

   


(左)オランウータンはメスだけでした。ずっとこのハンモックに入っているのかなあ。

   


アジアゾウが2011年に出産したそうです。で、また次を妊娠したらしいけど、群れ飼育での出産をさせるために、市原ゾウの国へ移動させているそうです。来年出産予定だとか。
この子は残されたオスです。

 


苗木骨折をして立てなくなたらしい。

   


で、ギプス固定して骨折を直したけど筋力が低下し、現在はプールでリハビリさせているそうです。

   

   


園内の小川で飼われている鯉に与えるエサを売っています。こういうのが子供には人気だったりします。
鯉もカモ(たぶん野鳥)も集まっています。

 


リスザルはどこでもこんな感じ。

   

   

   

   


「動物資料館」というのがあって簡単な説明とか骨格標本、剥製が並べられています。これもよくある施設ではありますが、剥製の出来はあまりよくないし、退色しているものもいくつかあります。
ここには自然史博物館もあるんだし、中途半端な施設はやめてそちらへ合流させればいいのに。

   

   

   

   

 


一通り動物を見て回った後は自然史博物館へ行きました。
入園料に博物館入館料も含んでいますが、映画は別料金(600円だったかなあ)です。ダイオウイカの上映もしていたけど見ませんでした。

   


トンボの特別展がありました。
地元研究者の、標本寄贈を受けての展示らしいです。

 


この博物館は、恐竜とか鉱物なんかがメインらしいです。現生の生き物の展示あまり多くなかったような。
あとで聞いた話ですが、恐竜標本の寄贈があってそれが出発点だったので、とかなんという話を聞きました。

   

   

   

   

   


(以降、白いライトは私のデジカメの補助光です。)

   

   


恐竜の歯型が付いたアンモナイトです。

 

   

   

   

   

   


コウモリも退色が激しい。翼はどうしてもこうなるんでしょうね。

   

   

   


頭骨がこの向きに展示されるのは新鮮な感じがします。

   

   

   

   


恐竜の展示室のライトが消えて、壁広く使って動画が上映されます。これも珍しい、かな。

 


バックヤードツアーがあるというので参加してきました。大阪自然史では何百人という参加があるのに、今回はここでは3人だけでした。
基本的にはどこも似たようなものなんでしょう。ものがあふれるのも同じような感じです。

   


今日の引率は貝の学芸員で、貝標本の説明をしてもらいました。
(左)世界最大の巻貝、だったかなあ。
(右)地元特産のキセルガイです。

   




   


液浸標本室です。

   

   


植物園は温室以外は見ませんでした。
駅から近いの、にすごく広い公園でした。

3時前に駅へ戻って再び18切符の旅、というか、あとは帰るだけでした。

   


1,2度乗り換えて京都まで戻りました。
京都駅のイルミネーションを見てきました。

   

   


次は大阪駅のイルミネーション。しょぼい。
コンサートをしていましたが、こちらもいまいち、乗り切れませんでした。

   


今回の旅行は片道4時間、現地4時間という感じでした。7時には大阪へ戻ってきていましたので、帰る時間を遅らせればまだまだ寄り道は出来そうでした。
11850円のチケットを残り4回10000円で売却し、1850円で往復した計算になります。まあまあ、楽しい旅行になりました。