大久野島-ウサギ島    


2020年3月9日


コロナ騒ぎであちこちの公共施設は閉鎖され、講演会もすべて無くなっています。で、すごく久しぶりに18切符を計画しました。目的地は大久野島。ウサギで有名なところです。

   


ウサギ一色の駅、フェリー乗り場。


船着き場は人がいっぱいでびっくりしました。外国人もちらほら。


船を下りたところから、ウサギだらけです。


どこを歩いていてもウサギが寄ってきます。で、食事があればさらにいっぱい集まってくるし、もらえないと思ったらすぐにまたどこかへ消えます。


これだけの人が島に渡ってきて、みんなそれぞれ、野菜を与えたり、ペレットを与えたり。それでもこれだけ寄ってくるという事は、基本的にみんなお腹がすいているのでしょうか。数が多すぎるのかなあ。


大阪近郊では、こんな景色を見るとイノシシと判断しますが、ここではウサギなんでしょう。

   


ここは戦前からの毒ガス製造工場があって、その遺構があちこちに残っています。ウサギはもちろんですが、それらの遺構にも興味があって来てみたく思っていました。一部はハイキングコースが閉鎖されており、見ることができませんでした。基本的には加太にあるようなのと酷似しています。


(右)トイレの遺構はどこも同じです。


こちらでは、和歌山県の友が島
が、「自然動物園」としての観光開発で、タイワンジカやタイワンリスなどが放獣され、島全体の植生に影響を及ぼしています。この島のウサギは意図的ではなかった感じですが、結果として観光資源になっている、という事でしょうか。れっきとした、「外来生物」ではありますが。その存在の利害は別にして、「癒される」のは事実で、何度でも来たくなるのは確かです。